CTRL+T power up
で電源を入れた後は
CTRL+Dでコンソールに移行する。
Origin 300にはCDドライブが無い。
そこでSgi純正ドライブをSCSIで繋げてやる必要がある。
Sgi純正CDドライブでないとうまくOSをインストールできないことがあるので、是非とも手に入れよう。
Origin 300にはVHDCIのSCSIコネクタがあるが、Sgi純正のCDドライブは
セントロニクス50ピンで純正ケーブルはOctane用のDB68ピンハーフオス-セントロニクス50ピンのオスしか手持ちがなかった。
そこでOrigin 300-VHDCI-DB68ピンハーフオス-DB68ピンハーフメスとDB68ピンハーフメスの変換コネクタ-DB68ピンハーフオス-セントロニクス50ピンのオス-純正CDドライブと無茶な構成で繋いだ。
んで
System Maintenance Menu

1) Start System
2) Install System Software
3) Run Diagnostics
4) Recover System
5) Enter Command Monitor
の場面で5を選択。
hinvで構成を確認。
System SGI-IP35
2 500 MHz IP35 Processors
Main memory size: 1024 Mbytes
Integral Fast Ethernet
IOC3 serial port
USB (OHCI interface)
Integral SCSI controller 0: Version Qlogic 12160
Disk drive: unit 1 on SCSI Controller 0, (dksc(0,1,0))
Integral SCSI controller 1: Version Qlogic 12160
CDROM: unit 4 on SCSI Controller 1, (cdrom(1,4,7))
この構成ではCDROMはSCSIコントローラー1のSCSI番号4だ。
んでIRIX 6.5.22 Overlays 1/3をCDドライブに入れて、いつものように
boot -f dksc(1,4,8)sash64 dksc(1,4,7)stand/fx.64 --x
としてはダメだ。
Origin 300の場合は
boot -f cdrom(1,4,8)sash64 cdrom(1,4,7)stand/fx.64 --x
としてあげよう。
んで後はやたら時間がかかるfxでフォーマットしてOSをインストールして終わり。
アバウトな手順は
IRIX 6.5.22 Overlays 1/3をCDドライブに入れて
Inst> open
CDを入れ替えまくって
Inst> keep *
Inst> install standard
Inst> install prereqs
Inst> keep incompleteoverlays
Inst> go
でOK。ファイルシステムはブロックサイズ4096でfeature streamを選んだ。maintenance streamでも良いけど大して変わらない。
Freewareは入れる必要はない。IRIX 6.5 Applicationsにモジラやらネットスケープは入っている。
後でnekoからパッケージを入れた方が100倍良い。